Ⅱ-2 縦横戦法1×1
〔1〕ミサイル位置と残りマスのパターン
縦・横方向から1本づつのミサイル攻撃を受けるブロックでは、着目数字の入る可能性のある残りマスは4マスに限定され、下図の3パターンに大別されます。
既存数字3個が、残り4マスのいずれかに埋まっているときは数字確定、2個のときは2択の候補数字が抽出されます。
既存数字が1個又は無しのときは、通常、有効な攻略数字は抽出できません。
〔2〕着目数字が確定する例
着目数字が入る可能性のある残り4マスの内、3マスが既存数字で埋まっているとき、着目数字の入る場所は1マスに限定され、確定します。
左図は、3箇所の★=5が確定する例です。
(↓下図へ続く)
縦横戦法で確定数字が抽出された場合は、その抽出された確定数字を既存数字と考え、そこから新たにミサイルを発射して縦横チェックを継続できます。
そして新たに、3箇所の★=5が確定します。
この例のように、いつも次々と確定数字が検出できるわけではありませんが、確定数字を新たな基点としたチェックの継続は、有効な後続手段となります。
〔3〕2択の候補数字が抽出される例
残り4マスの内、2マスに既存数字が配置されている場合、縦・横・斜めいずれかに、2択の候補数字が抽出されます。
縦または横方向に2連の候補数字が抽出される場合は、どちらかが必ず真となり、1つの確定数字とみなせる為、そこから追加ミサイルを発射して攻略を継続できます。
◆2択の候補数字の抽出と活用例
右上・中央・右下各ブロックでは、2本のミサイルが縦横方向に交差し、既存数字が2つある為、縦横戦法1×1の出番になります。
3つのブロックでは、各々、斜め方向・横方向・縦方向の2択の候補数字(黄色)が抽出されます。
(↓下図へ続く)
縦または横方向に連なった候補数字が見つかった場合、その抽出された候補数字は、連なった方向に1つの確定数字と考えることができます。
このため、中央と右下の2択の候補数字から新たにミサイルを発射して、右中ブロックを攻撃できます。
そして、右上の既存数字5と連携して、★=5が確定します。